南大門再建基金へのご協力を!




韓国・南大門の再建基金へのご賛同とご協力のお願い


みなさん! ご承知のように大韓民国(韓国)ソウルの崇禮門(通称・南大門)が2月10日、火災により11日未明までに楼閣部分を全焼しました。

崇禮門は、朝鮮王朝(1392〜1910年)期の1398年に建造された韓国の国宝第1号です。韓国の国民は、貴重な文化財を失ったことに大きな衝撃を受けています。崇禮門は、豊臣秀吉の朝鮮侵略(文禄・慶長の役、1592〜98年)、日本による植民地支配(1910〜45年)、朝鮮戦争(1950〜53年)などの歴史に耐えてきました。

この貴重な文化財は、韓国・朝鮮のみならずアジアと世界の財産でもあり、その再建が待たれます。日本でも多くの国民が関心を寄せ、マスコミにも「隣国の悲しみに思いを寄せ、歴史遺産の修復や保護に協力できれば、日韓の溝を埋めることにも役立つに違いない」との主張を掲げられています。

しかし再建には5年の歳月と日本円で約21億円の莫大な経費がかかると報じられています。現在、韓国をはじめ国内外で再建基金への協力がすすめられています。私どもはこうしたなかで、南大門の再建基金へのご賛同とご協力を心から呼びかけます。お寄せいただいた協力基金は、大韓民国民団をとおして大韓民国政府に送ります。
2008年3月21日


呼びかけ人(50音順)
井口和起(京都府立大学名誉教授)
岩本正光(朝鮮問題研究者、日朝協会代表理事)
遠藤順子(弁護士)
大田堯(東京大学名誉教授)
大日方純夫(早稲田大学文学学術院教授)
川合章(埼玉大学名誉教授)
神戸輝夫(大分大学名誉教授)
近藤博徳(弁護士・TOKYO大樹法律事務所)
田代博之(弁護士・浜松合同法律事務所)
田中収(名古屋経済大学名誉教授)
田端宏(北海道教育大学名誉教授)
鶴田満彦(中央大学名誉教授)
東郷秀光(慶應義塾大学名誉教授)
西嶋有厚(福岡大学名誉教授)
畑田重夫(国際政治学者)
浜林正夫(一橋大学名誉教授)
又吉盛清(沖縄大学大学院教授)
町田実(早稲田大学名誉教授)
三上禮次(九州芸術工科大学元教授)
宮沢洋夫(元関東弁護士会理事長)
安田純治(弁護士、元衆議院議員)
柳沢遊(慶應義塾大学教授)
山口啓二(東京大学・名古屋大学元教授)
渡辺貢(日朝協会会長、(財)政経研究所副理事長、元衆議院議員)

郵便振替口座 00180・7・18851 日朝協会事務局